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先延ばし症候群 その原因と対策
1.先延ばし症候群とは
(2)先延ばしの影響は拡大する

 先延ばし症候群はどこにでも見られる現象です。しかし問題なのは、影響が拡大することです。その類型は「慢性化」「合併症」「重篤化」です。まさに病気と同じです。

 「慢性化」は誰にでも心あたりがあるでしょう。先延ばしは一回で終わることが少ないのです。先延ばしした仕事を再度先延ばしする。それを繰り返すことで仕事ややるべき事が終わらない。あるいはこの仕事もあの仕事も先延ばしする。結果的にどの仕事も遅れる。こうした事態に陥るのが「慢性化」です。

 「合併症」は先延ばしした状態で外部要因が加わって新たな症状を示すことです。特急の仕事が入る事態が典型例です。仕事を先延ばししていた所に特急の仕事が入るとどうなるでしょうか。特急の仕事は仕方がないので最優先でやるでしょう。その影響で元の仕事がさらに遅れるという事態です。これが「合併症」です。

 特急仕事による合併症について、もう少し解説しておきましょう。この合併症は、外部要因に対する甘い評価が加わっていることが特徴です。今日、特急の仕事が来るかどうかはわかりません。それで特急の仕事が来ない前提で仕事を進めているのでしょう。しかし週や月の単位で見れば、必ず一定量の特急仕事が発生しているはずです。そうした状況を甘く評価して「今日は来ない」という都合の良い前提で仕事を進めていることが、特急仕事による合併症の原因です。

 「重篤化」は合併症などが進んでさらに致命的な症状にまで進むケースです。ある会社では、納期遅れが慢性化していました。その原因は社員全体に広がっていた組織的な先延ばしでした。過負荷が原因ではありませんでした。その証拠に納期遅れが拡大することはなく、いつも一定期間遅れていたのです。

 ここまでは「慢性化」でした。しかしあるとき受注量が大きく増えるという状態になりました。先延ばしによる遅れに、過負荷による遅れがプラスされた「合併症」を発症しました。納期遅れが拡大した状態をなんとかしようと、ある人が工程を手抜きした仕事をしました。それによる商品の品質低下が顧客に発覚したため、会社の信用が大きく棄損しました。

 このように先延ばし症候群は、「慢性化」「合併症」「重篤化」によって個人や企業のパフォーマンスや信用を大きく損ねる恐れがあるのです。

先延ばしの影響は拡大する
先延ばしの影響は拡大する

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