納期半減の生産清流化

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製造企業のデリバリー管理とSCM
第2章 サプライチェーンマネジメントの実践
2.1 サプライチェーンマネジメントの進展
 (3)スケジューリングからのアプローチ

 初期のSCMは、ブルウイップ効果を軽減して、在庫削減と操業度の安定化を図ることが大きなテーマとされていました。その対策のひとつが、SCP(SupplyChain Planning)と呼ばれるソフトウエアです。

 ブルウイップ効果の原因である「過剰反応」と「リードタイム」は、生産・流通過程が多段階になるほど、その影響が大きくなります。通常の生産・流通過程では、各段階でそれぞれ自分が必要と思う注文量が決定されます。そしてその注文が、さらに上流の注文へリレー式に影響していきます。各段階で「過剰反応」があると、段階の数だけ変動が累積されるのです。

 リードタイムで問題になるのは、注文してから納入されるまでの時間ではありません。注文するまでにかかる時間と注文を出すサイクルです。上流へ情報が伝わるリードタイムが問題です。自社の在庫や受注状況を確認してから注文量を決定するまでの時間と、そのサイクルが、上流へ情報が伝わるタイミングを決定します。

 例えば月サイクルで注文を出しているとしましょう。ある段階の需要変動が、その上流の注文として伝達されるのは1カ月遅れになります。この遅れは段階の数が増えるほど蓄積されます。

 SCPの基本的な考え方は、生産・流通の各段階で決めている注文量を集中型で決めることです。これによって過剰反応とリードタイムが累積されることを防ぎます。最終顧客に対する売上予測をもとに、各段階での必要量と製造スケジュールをコンピュータで計算します。

 米国Manugistics社のソフトウエアと、同じく米国i2 Technologies社のRHYTHMというソフトウエアが、SCPの代表です。日本では、富士通でハードディスク事業、パソコン事業、携帯電話事業に導入されている事例があります。キャノンも導入事例として有名です。米国での事例は多数あります。写真業界ではコダックで導入されています。

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