2008/11/15 サービス型製造業 その3
国内で元気な製造業の多くは、サービス業化している。さらにその先にはどんな業態となるのだろうか。その姿は明確でないが、仕事と時間の関係の変化があるのではないかと予想している。製造業に限らず、現代の社会活動は時間に縛られている。それは産業革命に端を発する。産業革命から始まった工業化社会では、工場制度が始まり、大勢の人が勤務制に従って出社するようになった。分業で作業するために作業時間が決められ、時間で給料が決まるしくみがとられた。20世紀初頭にフォードやテイラーが確立した方法である。これが今世紀になっても製造業に限らず企業の仕事の基本になっている。
だが、規格大量生産から離れたサービス化社会では仕事と時間の関係は変わる。工業化社会ではムダな時間を省くことに主眼が置かれた。だが、サービス化社会では、価値ある時間を付け加えることに主眼が置かれるようになるのではないか。さらに工業化社会では「時計の時間」が主役であったが、サービス化社会では個人の「主観的時間」が重視される。
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