納期半減の生産清流化

業務と組織の変革で、しなやかな企業体質を創ります。

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慢性的な納期の悩みに効く生産清流化
4.しくみ化で業務を変える
(4)ロットサイズの改善

 「生産清流化」は納期病の治療法である。行動を変えること、業務を変えることの両面から取り組むプログラムである。業務を変えるには「しくみ化」を進める。しくみ化で重要なことは、「納期改善の定石を使う」ことである。定石を使った対策には、加工と運搬に関するものが多い。加工や運搬そのものにかかる時間は短いことが多いのだが、その前後で滞留することが多いからである。

 代表的な対策はロットサイズの改善である。まず運搬ロットサイズは1個にすることが原則である。いわゆる「1個流し」である。1個流しにするために現品の荷姿・運搬方法・工程レイアウトを改善する。一般には複数階ある建屋で、上下方向に運搬する場合に問題が多い。エレベータやリフターという間欠動作の運搬が使われるからである。上下方向の運搬をなくすようにレイアウトを変えるのが抜本対策となる。

 加工ロット量は受注生産では受注ロット量に一致させることが原則である。加工ロット量とは、製品の種類を変える段取替から次の段取替の間に連続で加工される製品の数量である。バッチ処理の場合には一括で処理される製品の数量である。その加工ロット量は、受注生産の場合、受注ロット量と1対1に合わせることが基本である。受注ロット量と加工ロット量が一致しないと余った端数が停滞する。その保管やピッキングなどの付帯作業がさらにムダを生む。

 見込み生産でも加工ロット量を平均受注ロット量に近づけることが基本である。製品ごとの平均受注ロット量に、加工ロット量を合わせる。次善の策としては、製品ごとの加工ロット量を需要量の平方根に比例させるという方法がある。総ロット数は同じでも、加工ロット量の合計が少なくなるため、加工ロット起因の停滞は少なくなる。

 受託製造の工場では、受注ロット量を変えられる可能性がある。ある工場では、受注量が1ライン1日ぶんの倍数になるように顧客と調整している。顧客は製品の見込み在庫を持っているので発注数量を多少変更しても問題はない。また別の工場では、受注ロット量をパレット数の倍数やトラック積載数の倍数などに設定している例もある。

ロットサイズの改善
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