納期半減の生産清流化

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製造企業のデリバリー管理とSCM
第2章 サプライチェーンマネジメントの実践
2.3 B2C/B2B
 (1)商取引の電子化

 商取引の電子化は、SCMを構成する要素のひとつとして位置づけられます。現在は、商取引の電子化こそがSCMのすべてであるかのように喧伝されています。しかし商取引の電子化は、使い方を間違えると思ったような効果がでないことが多々あります。本節では有効な使い方について解説します。

 製造業、流通業では商取引の電子化は以前から行われていました。コンピュータ間で受発注データを交換するのがEDIです。しかし、それは個別の企業間で行われていました。企業のデータは、VAN(Value Added Network)業者のコンピュータに送られ、相手企業のデータ形式に変換されて送られます。図面などの技術情報まで含めたデータ交換も試みられました。CALSと呼ばれるコンセプトです。

 使われていたITは主に、メインフレームのコンピュータとCOBOL言語、専用回線を使った通信です。したがって実施されていたのは、主にITの整備が進んでいた大手流通業者と大手製造業者の間の完成品流通の分野です。受発注などにかかる業務コストの削減が狙いでした。

 ところがITの進展によって電子商取引に新しい形態が登場しました。インターネットを利用したwebEDIやeマーケットプレースです。1対1の企業間で行われていた商取引データの交換が、多数の企業間で行われるようになりました。VMIやCRPといったサプライチェーンの連携を強化する方式も登場しています。

 ITの主役はワークステーションやパソコンです。コンピュータ言語はC、JAVA、XMLです。そしてインターネットによる通信が基盤になっています。以前の形態は、自動車専用道路に大型バスを走らせて人を運んでいたのに例えられるでしょう。現在では一般道路を多数の自家用車が好きな場所へ向けて走れるようになったのです。

 製造業にとって、商取引の電子化は、次のように分類できるでしょう。
領域取引対象目的手段
B2C消費者売上の拡大eコマース
B2B流通業者
完成品メーカー
売上の拡大eマーケットプレース
流通業者
完成品メーカー
受発注、図面授受作業のスピードアップEDI
サプライヤー購入品の単価、品質改善eマーケットプレース
サプライヤー受発注、図面授受作業のスピードアップEDI
 領域1は消費者向けのeコマースです。これはパソコンとインターネットの普及によって可能になった取引形態です。領域2と4はeマーケットプレースです。インターネットによって、不特定多数の相手との通信が可能になって出現した取引です。

 領域3と4は、大手企業間やその系列のサプライヤーでは従来から行われていた形態です。しかしVAN経由で行われていたデータ交換を、インターネットに変え、プロトコルの標準化を進めることで通信コストとプログラム開発費の削減が期待されています。また系列を超えた取引の基盤となるでしょう。

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