納期半減の生産清流化

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製造企業のデリバリー管理とSCM
第2章 サプライチェーンマネジメントの実践
2.2 製造業のSCM類型
 (2)日用品メーカー

 モノの流れをスピードアップするのがSCMです。しかしその対象範囲と目的はいくつかに分類できることを示しました。本節の残りは、「企業内を対象として売上・利益拡大を目的としたSCM」と「企業間・対顧客を対象として在庫削減を目的としたSCM」に焦点をあてることにします。

 対処範囲と目的を限定しても、商品の特性とそれに対応する流通過程の特性によって、その典型は異なってきます。ここでは、商品の特性を次の図のような2つのパラメータで分類します。

 企業者向け(B2B)/一般消費者向け(B2C)という観点と、部品・消耗品か設備・耐久品から分類すると、4つの領域に分かれます。

 まず「一般消費者向け(B2C)」の「部品・消耗品」におけるSCMの典型を提示しましょう。この領域は、「日用品」と呼ばれる商品です。食品、衣料、ハウスケアなど枚挙にいとまがないでしょう。

 特徴は、日用品ですから、価格以外の差別化が困難なことです。大量生産で価格を下げることが競争力の源泉となります。したがってメーカーは寡占状態になっている場合が多いでしょう。材料のサプライヤーも同様に比較的少数です。ひとつの製品に使う材料の種類も少ない場合が多いですから、取引するサプライヤーは他のケースよりも少数です。

 一方、顧客は一般消費者です。不特定多数です。流通業者も多いでしょう。小売店の店頭に在庫したものを販売します。見込み生産の形態です。

 製品在庫を持ちますから、流通過程が重要です。流通でのポイントは、CRPです。卸売業者の在庫をメーカー持ちにすることが効果的です。さらに、小売店への納入リードタイムが許される範囲で、各地の物流拠点を集約します。

 また、受注は小売店から直接受けるようにします。そのスピードを上げるためにはEDIが必要です。数の多い小規模小売店からの受注はwebEDIとすることが効果的です。。卸売業者の役割は、新規小売店の開拓・リテールサポート・小売店からの市場情報収集になるでしょう。

 工場では、売上や在庫の動きに早く追随することが求められます。需給計画サイクルの短縮が必要です。売上・在庫の動きを生産計画に反映するサイクルを月次から旬・週・日に短縮します。生産計画サイクルを短縮するには、SCPを使った計画業務時間短縮が必要でしょう。また短サイクルの計画を実行するには、加工や運搬の小ロット化が必須です。しかしコ日用品は大量生産による価格での差別化が重要ですから、大量生産=大ロットを指向している工場が多いのです。それを小ロット指向に変えていく必要があります。

 サプライヤーに対しては、日常の発注にEDIを使い、さらに先の生産計画を公開することによって、流通や工場の変化に追随できるようにします。

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